坂本龍一が「戦場のメリークリスマス」をNFT化。メロディーを595分割して発売

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坂本龍一のNFTが発売

音楽家の坂本龍一が、2021年12月に代表作品「Merry Christmas Mr. Lawrence」のNFTを発売しました。
これは、「Merry Christmas Mr. Lawrence」のメロディーを全595音に分割したデジタル音源のNFTで、自身初となるNFTの発売だったようです

1音ずつ分割された595音(1つのNFT)はそれぞれ10,000円(税込)という固定価格でした。
有名アーティストのNFTで手を出しやすい価格ということもあり、アクセスが殺到し一時サーバーダウンも発生したようです。

各NFTには、それぞれの音が位置する小節の楽譜画像も紐づけられています。
また、このNFTの販売後に、坂本龍一の直筆楽譜を入手できる権利NFTのオークションも実施されたそうです。

  • 販売所 「Adam byGMO」(URL:https://adam.jp/)
  • 発売元 幻冬舎
  • 価格 10,000円
  • 坂本龍一特設ページ https://adam.jp/stores/ryuichisakamoto

また、このNFTは、現在がんで闘病中の坂本龍一が2021年に唯一レコーディングした同曲の音源がもとになっているようです。

坂本龍一をはじめとするアーティストたちが音楽の新たな可能性を模索すべく、エイベックスグループとともに設立した新プロジェクト「commmons(コモンズ)」による、今回のプロジェクトのドキュメンタリー映像と、全595音に分割された96小説のムービーが出ていたので貼っておきます。

Merry Christmas Mr. Lawrence – 2021 " 595 Notes, 96 Bars "Documentary Interview with Seigen Ono

譜面上は同じ音を示していても、前後の音との重なりがあるので、それぞれの音は微妙に違って同じものが一つもない、という話が興味深かったです。

Merry Christmas Mr. Lawrence – 2021 " 595 Notes, 96 Bars " Music Video

坂本龍一のNFT購入者の声

このNFTの購入者の方のインタビュー記事もあったので少し紹介します。
clubhouseでNFTの話をしているNFT王子(とっきー)さんという方です。
この方は実は一度もNFT作品を購入したことがなかったそうで、今回が初めての購入だったそうです。
私もNFTの記事を書いてますが実際に購入したり販売したことがないので、興味深い内容でした。
購入後の心境として下記のようなことをおっしゃっていて印象深かったです。

「これまで何度もこの曲は耳にしていましたが、NFTを手に入れてからこれまで感じてなかった美しい曲に聞こえるようになりました。特に自分が購入した音が鳴る時は、ものすごく感動します。これは、NFTを購入した人にしか分からない想いです!」

https://finders.me/articles.php?id=3181

私も実は坂本龍一さんの大ファンで、特にこの楽曲は大好きでよく聞いていました。

しかし、このようなNFT販売をされていることを知らなかったので、もし販売時に知っていたら私も買いたかったなと悔やんでいます…涙。

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか。
最後にもう一点このプロジェクトのポイントとして、コレクション性があるのが面白いなと思いました。
このNFTは、バラバラになった音を並べていくと、全部がつながってひとつの曲に戻せるジグソーパズルのような仕組みになっています。
595音の音が合わされば1曲になりますし、1小説だけ集めて部分的にコレクションするようなこともできます。

ただ、二次流通では価格が上がってしまうと思うので、集めようと思ったら膨大な資金が必要になりそうですね。

現在の価格を見てみたところ数百万円まで上がっているものもありました。
しかし、NFTにはこのようなコレクションする楽しみもあるのが面白いところだなと思いました。

※NFTについては下記の記事で解説しています↓

※ソース

坂本龍一氏による「Merry Christmas Mr. Lawrence」のメロディーを595音に分割した1音ずつのNFTとして「Adam byGMO」で発売。
GMOインターネットグループのプレスリリース(2021年12月21日 08時00分)坂本龍一氏によるのメロディーを595音に分割した1音ずつのNFTとしてで発売。
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