多彩な才能の持ち主であるMijaについて！

DJやプロデューサーは男性がまだ多くを占めているEDMシーン。ですが、ここでも女性の進出が進みつつあり、変わってきているように感じている方も多いのではないでしょうか？

今回は、女性アーティストとして大活躍中のMija(ミハ)を紹介します。

Mija(ミハ)とは、アメリカ出身の女性DJです。

本名はAmber Gilesで、1992年5月30日生まれです。

もともとはプロモーターとして働いていた経歴をもっていて、自身初のフェスで2014年に超有名なSkrillexとB2Bしたことで一気に注目の的になりました。

Mijaの生い立ち
Mijaのミュージシャンとしての経歴
Mijaの代表曲
ファッションデザイナーとしても大活躍！

Mijaの生い立ち

アメリカ・アリゾナ州のPhoenixで生まれ、幼い頃には聖歌隊に入隊していました。フランスやカナダなどへツアーに出向き、色んな舞台で活躍していました。しかしMijaは、両親からの理解は得られずに音楽活動を続けることは許してもらえず、17歳の時に聖歌隊を諦めることになりました。

その後大学に入学、そこでは音楽に関する専門的な知識のほかプログラミングや以前から興味を持っていた、ファッションマーチャンダイジングについて学びました。

しかしMijaが18歳だったころ、DJたちとシェアハウスして暮らしていたことが影響影響して大学を退学してしまいます。同時に本格的にDJになることを目指しました。

彼女が19歳の2012年から、地元アリゾナ州のフェニックスで本格的にDJ活動を開始しました。

Mijaのミュージシャンとしての経歴

活動開始して間もなくは、式場で主にプレイしていたMijaでしたが、格式あるホテル、そしてイベントやフェスなどどんどん活躍の場所を広げていきました。

聖歌隊を辞めた17歳のときから、イベントでプロモーターを務め始めたことがきっかけで、当時のイベントでSkrillexをブッキングしたのが彼女が大ブレイクした全ての始まりでした。それから数年たち、DJとしてMajiが出演したBonnaroo Music Festivalで、いきなりSkrillexから一緒にB2Bを提案しました。Mija本人も、昔の自分をSkrillexが覚えてくれているとは夢にも思っていなかったらしく、とても驚いたそう。

この2人の共演が多くの人たちから賞賛されて、一気に彼女の名前が有名になりました。

それから人気はうなぎ登りで、2014年　8月にはBurning Manに出演、その直後に開催されたコンテストで優勝し、9月のTomorrowWorldのBlack Butter Recordsステージへ出場しました。

同時にプロデュース活動にも取り組み始めていて、2014年10月にはそれまで済んでいた地元フェニックスから、LAのダウンタウンに引っ越しました。

そこでの生活で、OWSLAのクルーを紹介されたのがきっかけで、MajiがOWSLAファミリーの一員になりました。ハウスやテクノという限られた音楽しか知らなかったものの、ヒップホップやトラップなどLAに出てきてさまざまな種類の音楽に触れることで、多くの音楽ジャンルを組み込んだ新しいスタイルを探求しようと考えました。そこで、彼女はミックステープを制作しました。このテープが後に多くの人たちの心を掴んで、Mijaのスタイルである「さまざまなジャンルの音をひとつに集約したスタイル」を確立したのです。

2014年12月には、Ghastlyとコラボした“Crank It”をOWSLAからリリースしました。

プロデュースに関する知識をGhastlyからも沢山学んで、プライベートでも二人はかなり仲が良く多くの時間をともに過ごしています。また、彼女の卓越した技術とセンスはメディアからも多くの注目を集め始めて、2015年に人気雑誌Billboardの“15 Female DJs You Need to Know Now(知っておくべき15人のフィメールDJ)” のリストにも選ばれました。

同年3月Miami Music Weekでもプレイし、4月にはCoachellaに出演も果たしています。

2020年2月から6月にかけて、ライブバンドとともにアメリカの各地を巡るヘッドラインツアー「mija(live)」を開催しました。

So Tuff So Cute としても活動していて、2021年7月8日に開催された ZEDD主催のフェスティバル『ZEDD IN THE PARK』にも出演しています。そこではキュートなツインコスチュームを身につけて大盛り上がりでした。

Skrillexの紹介記事はこちら↓