Clean Bandit(クリーン・バンディット)とは?
今回は、イギリスのEDM(エレクトロダンスミュージック)グループ
Clean Bandit(クリーン・バンディット)について紹介していきます。
世界的なヒットを連発し、グラミー賞受賞歴もある超実力派3人組バンドのClean Bandit。
実は、SEKAI NO OWARIとのコラボ歴があったり、日本で撮影されたPVがあったりと、
かなりの「日本好き」なことでも知られています。
今回は、そんなClean Banditのプロフィールやメンバー、作風などについて。
また、おすすめの代表曲7選もあわせてご紹介しています。
SymphonyやRockabyeなどのヒット曲がきっかけでClean Banditに興味を持った方や、
彼らの他の音楽を知りたいと思っている方は、ぜひこの記事を参考になさってみてください。
Clean Banditのメンバー
Clean Banditは、
- ジャック・パターソン(ベース/サックス/キーボード)
- グレイス・チャトー(チェロ)
- ニール・アミン・スミス(ヴァイオリン)
の3人組です。
もともとは4人組でしたが、2016年に初期メンバーのニール・ミランが脱退し、現在の形になりました。
ちなみに、バンド名の由来はロシア語からきており、「完璧なロクデナシ」を意味するそうです。
Clean Banditの音楽スタイルは?
クラシックとEDMを融合した、斬新かつ、どこか懐かしいサウンドが魅力です。
また、固定のボーカルがおらず、リリースする音楽ごとにゲストボーカルを迎えるのも印象的。
フィーチャーされるのは、
- ザラ・ラーソン
- ショーン・ポール
- デミ・ロヴァート
など、超豪華かつ一流のアーティスト。
2019年には、SEKAI NO OWARI(End Of The World)とコラボした楽曲「LOST/ロスト」をリリースしたことで
日本でも大いに話題になりましたよね。
ちなみに、Clean Banditのメンバーは日本、特に京都が大好きなんだとか。
BuzzFeedのインタビューでは、京都の「古代と現代が絶妙に融合している感じ」が、自分たちのクラシック+EDMという音楽スタイルに通ずるところがある……と語っています。
※SEKAI NO OWARI(End Of The World)についてはこちら↓
Clean Banditの経歴
Clean Banditがデビューしたのは、約10年前の2012年。
「A+E」というシングルで、ゲストボーカルはKandaka Moore & Nikki Cislynでした。
そして、2014年に発表した3本目のシングル「Rather Be (feat. Jess Glynne) 」が爆発的にヒット。
アメリカのUS Billboard Hot 100においてトップ10位にランクインし、
グラミーのベストダンスレコーディング賞も受賞するなど、
快挙を達成しました。
その後も、2016年に発表した「Rockabye (feat. Sean Paul & Anne-Marie)」、
2017年発表の「Symphony(feat. Zara Larson)」、
2018年発表の「Solo(feat. Demi Lovato)」と、
立て続けにヒットを連発。
一気にスターの座に上り詰めました。
また、2022年10月21日には、ニューシングル「Don’t Leave Me Lonely」をリリースしています。
アメリカのシンガー・ソングライターElley Duhéとコラボしたこの楽曲。
こちらも、ヒットソングとなりそうですね!
Clean Banditの代表曲を7曲紹介!
それでは、ここからはClean Banditの代表曲をご紹介します。
① Symphony (feat. Zara Larsson)
スウェーデンの国民的歌手であるザラ・ラーソンをフィーチャーした、言わずと知れた大ヒット曲。
2017年リリースのこの曲。街やラジオなどで、一度は耳にしたことのある方も少なくないのでは?
「Symphony(シンフォニー、交響曲)」というタイトル通り、オーケストラ調の壮大なサウンドが特徴です。
Clean Banditの得意とする、クラシック+EDMを堪能したいなら、この曲がオススメ。
② Rockabye (feat. Sean Paul & Anne-Marie)
UKチャートで9週連続1位を獲得した大ヒット曲です。
シングルマザーが、子供を育てていこうと決意する思いを切なく描いたこの一曲。
イギリスの人気シンガー、アン・マリーの力強い声が、
ダンスホール・レゲエ界の貴公子と呼ばれる実力派歌手ショーン・ポールの声と絶妙にマッチ。
クラシック、EDMに加え、ロックなテイストも入った名曲です。
③ Rather Be (feat. Jess Glynne)
Clean Banditが2014年に手がけた大ヒット作。
アメリカのUS Billboard Hot 100においてトップ10位にランクインし、
グラミーのベストダンスレコーディング賞も受賞しています。
ゲストボーカルは、イギリスの女性歌手ジェス・グリン。
ボーカルに起用されたとき、ジェスはソロデビューもしていませんでした!
Clean Banditの先見性の高さや、音楽センスがうかがえますね。
MVが日本で撮影されている他、歌詞にも京都というワードが使われています。
④ Solo (feat. Demi Lovato)
アメリカの歌手デミ・ロヴァートをゲストボーカルに迎えた「ソロ」。
失恋を乗り越えようとする女性の様が描かれたこの楽曲は、歌詞のヘビーさとは対照的に、アップテンポなサビが印象的な一曲。
またこの楽曲は、なんと日本版のMVも公開されています!
京都の舞妓が、踊ることで未来への道を歩もうとするMVは、海外からも絶賛。
来日公演では、一番最初の曲としてSoloが演奏されることもあり、
Clean Banditの日本愛の強さがうかがいしれますね。
⑤ Mama (feat. Ellie Goulding)
イギリスのシンガーソングライター、エリー・ゴールディングがゲストボーカル。
2019年にリリースされたこの曲は、ズバリ、当時のアメリカ大統領・トランプ氏への風刺がテーマ。
政治的な意見を、臆することなく音楽で表明するClean Banditの姿勢に
衝撃を受けたリスナーも多かったのではないでしょうか。
6 Stronger
アメリカの人気ドラマ「glee(グリー)」で一躍注目を浴びた男性シンガー、アレックス・ニューウェルをフィーチャー。
アレックスの突き抜けるようなハイトーンボイスが活かされた、ソウルフルでハッピーなムードの漂う一曲です。
⑦ Lost
「セカオワ」の略称で知られる日本のロックバンド・SEKAI NO OWARI の別名義ユニット・End of the World の作品に、フューチャリングで制作に関わっています。
軽快なEDMと、Fukaseさんの優しいボーカルがマッチした一曲です。
※SEKAI NO OWARI(End Of The World)についてはこちら↓
フェスやイベントでの来日予定は?
2022年11月19日(土)・22日(火・祝前日)に、来日が決定しています。
東急プラザ銀座のナイトクラブ「RAISE」のイベント・RAISE 1ST ANNIVERSARY PARTYにて、DJセットでの来日です。
2014年のEDM系フェス「electrox(エレクトロックス)」における初来日以降、
2018年には、シングルリリース記念に京都から生配信を行うなど、強い日本愛をアピールしてくれているClean Bandit。
これからもどんどん来日公演をしてくれそうで、期待が持てますね。
まとめ
今回は、Clean Banditについて紹介しました。
EDMとクラシックを掛け合わせた新しいサウンドで、世界を魅了し続けるClean Bandit。
グラミー賞やビルボードなどの有名な賞も多数受賞しています。
キャリアも10年以上と長いですが、メンバーはまだまだ若くて精力的。
今後の活動にも期待したいですね。
この記事が、Clean Banditに興味を持たれている方の参考になれば嬉しいです!