「Fade」で有名なAlan Walkerを徹底解説!5分で丸わかりまとめ

記事

Alan Walker(アランウォーカー)とは?

今回は、イギリス出身の音楽プロデューサーAlan Walker(アランウォーカー)について紹介します。

黒いパーカーのフードをかぶり、マスクをした姿がトレードマーク。

ヒット曲の「Faded」は現在YouTubeで約31億回という驚異的な再生数を誇っています。

最近では、千葉で行われた音楽フェス「SUPERSONIC 2021」に出演し、STEVE AOKIとZEDD とのコラボDJセットも話題になりました。

「Faded」やSUPERSONICなどがきっかけで、Alan Walkerに興味を持ったり、他にどんな曲があるのか知りたいという方は、ぜひ参考にしていただけると幸いです。

「Fade」のリリース

学生時代からコンピュータに興味を持ち、後にプログラミングやグラフィック・デザインの勉強をしていたAlan Walker(アランウォーカー)。

コンピューターでの音楽プロデュースも独学で覚え、インターネット上の仲間の協力も得て初めて自分のパソコンで制作した楽曲が、レコードレーベルの目に留まりました

その楽曲が2014年に発表した大ヒット曲「Fade」でした。

Alan Walker – Fade [NCS Release]

UKのレコード・レーベル「NCS(NoCopyrightSounds)」を通してYouTubeにリリースされ、瞬く間に世界中で大ヒットしました。

この記事を書いている20199月時点で再生回数は約4億回に達しています。

ヴォーカルが加わった「Faded」のリリース

その後、「Sony Music Sweden」傘下のMER Musikkと契約を交わし、「Fade」のリマスターバージョンとしてヴォーカルが加わった「Faded」を、2015年12月にリリースしました。

Alan Walker – Faded

この楽曲は世界の大型フェスなどでTiësto(ティエスト)、Dash Berlin(ダッシュ・ベルリン)、Don Diablo(ドン・ディアブロ)など、多くのビッグアーティストたちからプレイされ話題となりました。

そしてヨーロッパを中心にヒットを記録し、YouTubeでは現在約31億回という驚異的な再生数を誇っています。

20199月時点

Alan Walkerの音楽の特徴

Alan Walkerの音楽的は、「Faded」のような壮大でエモい感じの曲が多い印象です。

映画のエンディングに使われそうな壮大感がありますよね。

この壮大でエモい雰囲気は野外フェスで特に盛り上がりそうだと思います。

また、テンポが90~100BPMくらいと少しゆっくり目で、あまり重さも感じない曲が多いので、リスニングにも適していると思います。

※ハウスっぽい4つ打ちクラブミュージックだと128BPM前後

また、彼の関連記事などを読んでいると、「Fade」を作る際にトロピカルハウスとエレクトロハウス要素の融合を試みたがうまくいかなく断念したという記述もありました。

このことから、ジャンルの枠を超えた楽曲制作を目指しているのではと思いました。

彼の楽曲を聴いていると色々な音楽ジャンルの要素が取り入れられているように感じます。

ちなみに、サウンドとメロディを組み合わせについて参考にしたアーティストとして、オランダ出身のAhrixの“「Nova」や、ノルウェー出身のプロデューサー「K-391」を挙げています。

このK-391の楽曲は少し「Fade」に似ていますよね。

K-391 – Summertime [Sunshine]

現在までのキャリアまとめ(※Wikipediaより)

イングランド中東部のノーサンプトンで、ノルウェー人の母親とイギリス人の父親の間に生まれる

学生時代からコンピュータに関心を示し、後にプログラミングやグラフィック・デザインに興味を持ち始める

2014年、YouTube上で「Fade」をリリース

2015年、「Spectre」や「Force」をリリース

2015年、「Sony Music Sweden」傘下のレーベルと契約

2015年、ヴォーカルが加わった「Faded」のリリース

同局がSpotifyの“Top 50 Global(世界のトップ50曲)”のトップ10入りも果たす

2016年「Sing Me to Sleep」や「Alone」をリリース

2017年「Tired (ft. Gavin James)」や「All Falls Down (ft. Noah Cyrus & Digital Farm Animals)」をリリース

2018年の「Darkside (ft. Au/Ra & Tomine Harket)」をリリース

2018年ファースト・アルバム『Different World』をリリース

2019年「On My Way」や「Play」をリリース

2020年「End of Time」や「Heading Home」をリリース

2021年千葉で行われた音楽フェス「SUPERSONIC 2021」に出演

※Wikipediaより

Alan Walkerの楽曲の視聴はSpotifyなどでチェックしてみてください

Alan Walkerのファッションについて

ロゴ

彼のSNSなどでよく目にするロゴマーク。

本名のAlanの「A」とWalkerの「W」を組み合わせたもので、デザインは彼自身がしたそうです。

彼のトレードマークとなっていますね。

パーカーとマスク

ブラックカラーのパーカーとマスクも彼のトレードマークです。

インタビューなどの色々な発言を合わせると、「パーカーとフェイスマスクを持っていれば誰でも誰でもアラン・ウォーカーになれる」というようコンセプトが込められているようです。

以下はAlan Walkerのパーカーやマスクのスタイルに関する自身のコメントです

「最初は、アラン・ウォーカーをアーティストとしてどのように宣伝できるかといったアイデアを考えていたが、その後、誰でもできるようなシンボルを作り、パーカーとフェイスマスクを持っているのであれば誰であってもすぐに『ウォーカー』になることができ、僕たちはすべて平等だ」

「基本的に、僕は匿名性に焦点を当てているから、誰でもアラン・ウォーカーに加わることができ、マスクは誰でも似合うことを示している。」

「僕がなぜマスクを着けているのか、多くの人が僕に尋ねてくるけど、これはお互いの違いよりも団結を示すための象徴でありシンボルでもあるんだ」

※Wikipwdiaより

その他の豆知識

Fadeの著作権

前述した「Fade」をリリースしたレーベル「NCS(NoCopyrightSounds)」は、著作権がない曲をリリース・配信していることでも有名です。

つまり、「Fade」は著作権フリーなのでルールを守れば自由に自分の動画のBGMなどとして使っていいということです。

※「Faded」は 著作権フリーではないのでご注意を

※NCSの利用方法については下記のサイトがわかりやすいので参考にしてみてください

「Faded」の歌詞について

Fadedの歌詞は、大切な人を失ってしまった人の気持ちを現したような内容です。

また、「モンスター」とか、「アトランティスの改定に涼んでしまったの?」などという、少しゲームっぽい表現があります。

ゲーム好きの彼らしい内容だと感じました。

「Faded」のヴォーカルについて

FadeがヒットしてSonyと契約したAlan Walkerは、同楽曲にヴォーカルを加えて「Faded」として再リリースすることになりました。

そのヴォーカルとして決まったのは、一番最初に応募してきたノルウェーの女性歌手Iselin Solheim(イセリン・ソルヘイム)でした。

デモを聞いてすぐに連絡を取りスタジオで作業に入ったというエピソードがあるそうです。

Alan Walkerのおすすめ動画

Vlog

以前はあまり素顔を出さなかったAlan Walkerですが、最近Vlogではイベント出演時などの姿を見ることができます。

BEFORE THE SHOW – Unmasked Vlog (#22) – Aviation Tour Part 1/4

Faded (LIVE Performance) X-Games Oslo [2016]

2016年にノルウェーのオスロで15000人の観客を前に行った生パフォーマンス。

スポーツ競技大会X Games(エックスゲームズ)でIselin Solheimとの共演でした。

Alan Walker feat. Iselin Solheim – Faded (LIVE Performance) X-Games Oslo [2016]

まとめ

さて、Alan Walkerを紹介をしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

大ヒット曲「Fade」に関するエピソードや、パーカーとマスクの姿の意味などがわかり、Alan Walkerについて少し詳しくなっていただけたのではないでしょうか。

ちなみに彼がFadeを発表した頃はまだ18歳だったそうです。

1997年生まれで、まだ24歳と若いので今後の活躍にも期待したいです。

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