日本の男女混合4人組バンド「SEKAI NO OWARI」は国内人気だけにとどまらず、海外でも広く活動しています。そのグローバルなプロジェクトが「End of the World」です。End of the Worldはセカオワであることには変わりないものの、世界的なアーティストとのコラボなど、日本で活動するSEKAI NO OWARIとは少し違ったスタイルが感じられることも。そこでこの記事では、音楽スタイルや経歴などEnd of the Worldについて詳しく紹介します。End of the Worldの魅力をじっくり探っていきましょう。
End of the Worldってどんなグループ?生い立ちを紹介
End of the World は2013年から開始した、セカオワのグローバルプロジェクトのことで、海外での活動時にバンド名としても使用しています。
フランスのカンヌで行われた、国際音楽産業見本市「MIDEM」のイベント「Live Nation Night」への出演をきっかけに、海外活動時のバンド名をEnd of the Worldに変更することを発表しました。
End of the Worldにした理由は、海外活動する上で「SEKAI NO OWARIの意味を聞かれた時に、説明するのが面倒」という理由から直訳したと、ボーカルのFukaseさんが明かしています。
End of the Worldの音楽スタイル
Fukaseさんによると、End of the Worldでは「とにかく英語で伝える」というスタイルをとっています。
SEKAI NO OWARIでは主に日本語の歌詞を使用しているものの、海外で楽曲を披露する際に「どうしても日本語では伝えられない部分がある」と感じたのを理由に、英語メインで日本語を記号的に使って切り貼りするなど、SEKAI NO OWARIとは全く違うバンドとして意識しているようです。
End of the Worldのミュージシャンとしての経歴
End of the Worldは2017年に1stシングル『One More Night』をリリース後、数々の楽曲を発表しています。
End of the Worldの代表曲を見ていきましょう。
End of the Worldの代表曲➀「One More Night」
End of the World最初のデジタルシングル曲で、親交のあるバンド・DNCEが出演しています。
DNCEとのほかのコラボ曲は後述します。
End of the Worldは、この曲からスタートしました。
End of the World代表曲➁「LOST」
イギリスのレコード会社「Insanity Records」よりリリースした、End of the World3作目のデジタルシングルです。
同国の人気グループClean Banditのコラボ楽曲。
海外レーベルと契約後初のリリースのため、End of the Worldはこの曲から世界デビューといわれることが多くなっています。
※Clean Banditについてはこちら↓
End of the Worldと世界的なアーティストのコラボ
End of the Worldは数々の世界的なアーティストとコラボすることで、SEKAI NO OWARIとは異なる音楽性を見せてくれています。
Steve Aokiとのコラボ
アメリカ生まれのDJ/プロデューサー・Steve Aoki(スティーヴ・アオキ)とコラボして、バンド名と同じタイトルの「End of the World」をリリースしています。
Steve Aokiさんは両親ともに日本人ですが、アメリカ育ちのため日本語は喋れません。
だからこそ、SEKAI NO OWARIではなくEnd of the Worldとのコラボが実現しました。
DNCEとのコラボ
アメリカのファンク・ポップ・バンドであるDNCEともコラボし「Hollow」をリリースしました。DNCEはジョー・ジョナスをボーカルとしたバンドで、End of the Worldと同じく男女混合4人組バンドです。デモ曲を聞いたタイミングで「DNCEと一緒にやったら良い曲ができる」と、End of the World側がコラボを提案。DNCE側も楽曲の雰囲気やメッセージに共感して、コラボが実現しました。
Shepherdとのコラボ
End of the WorldはオーストラリアのポップバンドShepherdとコラボし、「M.I.A (End Of The World Remix)」をリリースしました。「M.I.A.」は自分の思うがまま人生を生きる」ということを表現した楽曲で、End of the Worldのリミックスによりポップさが増して、楽しい楽曲になっています。
End of the Worldの今後の活躍に期待!
SEKAI NO OWARIとは異なるスタイルで活動するEnd of the World。日本だけにとどまらない幅広い活躍で、世界中でさらに人気を獲得していきそうですね。End of the Worldの今後の活躍に期待しましょう。