クラブミュージック系アーティストのNFT活用法を紹介!DJやプロデューサーなどの事例をピックアップ

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今回は最近話題のNFTについて、音楽分野での活用にはどのような方法があるのか実際の例を紹介していこうと思います。

また、DJやプロデューサーなどクラブミュージック系アーティストに絞った事例をピックアップしました。

音楽関係者でNFTに興味がある人や、実際に活用したいと思っている人は是非参考にしてみてください。

NFTについての解説はコチラ↓

NFT楽曲作品

AmPm(アムパム)

日本人二人組による覆面音楽ユニットのAmPm(アムパム)。

日本人アーティストとしては初とされるNFT楽曲「Intro」を、NFTのオークションサービス「OpenSea」からリリースしました。

Intro/AmPm

​3​LAU(ブラウ)

DJで音楽プロデューサー​の3​LAU(ブラウ)。

2021年2月にアルバムをNFT化して販売し、1170万ドル(約13億円)もの売上を叩き出しました。

8月には「ロイヤル(Royal)」というNFTを活用した音楽プラットフォームを設立。

NFTの映像作品

Don Diablo(ドン・ディアブロ)

DJで音楽プロデューサー​のDon Diablo(ドン・ディアブロ)​。

自身のコンサート映像「Destination Hexagonia NFT」を NFT 取引マーケットプレイス SuperRare で販売。

わずか4分で120万ドルで落札されました。

こういうコンサート映像のNFT作品は増えてきそうですね。

このDon Diabloのような購入した人しか見れない作品とか、何かの記念ライブなど、価値が付きそうなパターンはたくさんありそうですね。

Perfume

3人組テクノポップユニットのPerfume(パフューム)。

メンバーの振り付けを3Dデータ化したダンスパフォーマンスのNFT作品「Imaginary Museum “Time Warp” 」を、NFTアートのマーケットプレイス「NFT Experiment」で発表。

現在、第二弾までリリースされており、第1弾は約300万円で落札された。

ダンスも映像を絡めればNFTと相性が良さそうですね、

このPerfumeの作品みたいに3DやVRなど最新テクノロジーと絡めれば「アート作品としてのダンス」も注目を浴びそうに感じます。

おまけ

Steve Aoki

世界的にも有名なDJで音楽プロデューサー​のStevi Aoki(スティーブ・アオキ)。

日本の小学生のNFTアーティストである「Zombie Zoo Keeper(ゾンビ飼育員)」の2作品を、合計約240万円で購入しました。

今回のテーマである「音楽分野での活用」とは違いますが、日本でもNFTが注目を集めるきっかけとなった出来事でした。

その他、自身のSFアートシリーズ「Neon Future」を発売するなど、Stevi AokiはNFT分野へのアプローチが積極的な印象です。

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか。

DJとかプロデューサーの人や、音楽を聴く立場の人にとっては、やはりNFT楽曲の販売や購入が気になるところかなと思います。

僕は音楽を聴く立場側なのできっかけがあればNFT楽曲を買ってみたいなとは思いますが、まだ色々と情報が少ないので気軽に買える雰囲気ではないです。

でもひとつとても気になっていることがあって、それは最初の購入者にも収益の一部が分配されるような作品があるということ。

ダイヤの原石のような曲を見つけて購入すればアーティストへの応援になるし、それがヒットしたら自分にも収益が入ってくるというNFTらしい仕組みです。

​3​LAU(ブラウ)が作ったようなプラットフォームが活性化して、NFT楽曲をリリースするアーティストが増えれば、そんな体験も当たり前になるかもしれないですね。

あと、ダンスとNFTの関係が面白そうだなと、書きながら感じました。

気になったのでちょっと深堀りして調べてみたところ、最近はダンスの「モーション権」を販売するサービスが存在するとのこと。

これは振り付けの著作権のようなもので、AI解析により特定の振り付けを検出することができるそう。

モーション権がある振り付けが誰かに使われるたびに検出され、元の振りを作ったダンサーに利益が還元されるようになるかもしれないとのこと。

このように、音楽もNFTを活用することで、今まで想像もしなかった新しい作品がたくさん生まれそうな予感がしますね。

今後も色々取り上げていこうと思います。