音楽NFTが販売できるマーケットプレイス比較7選

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今回は、音楽NFTが販売できるマーケットプレイスを紹介します。

※マーケットプレイスとはネット上の販売所のことです。

紹介するNFTマーケットプレイスは以下の7つです。

  • OpenSea(オープンシー)
  • Rarible(ラリブル)
  • Nanakusa(ナナクサ)
  • The NFT Records
  • .mura(ドットミューラ)
  • Adam byGMO
  • ユニマ(Uniqys マーケットプレイス)

それぞれ手数料や決済手段が異なるので、表としてまとめました。

マーケットプレイス 音楽NFTの取り扱い その他取り扱いNFTジャンル 決済手段 販売手数料 ウォレット 備考
OpenSea(オープンシー) ・デジタルアート
・ゲームアセット
・トレーディングカード
・イーサリアム
・MATIC(Polygon)
・Klaytn
2.5% ・MetaMask
・Torus
・Portis
海外  
Rarible(ラリブル) ・デジタルアート
・ゲームアセット
・フォトグラフ
・イーサリアム
・WETH
2.5% ・MetaMask
・Torus Portis 
海外  
Nanakusa(ナナクサ) ・デジタルアート
・フォトグラフ
・トレーディングカード
・イーサリアム
・Polygon
非公開 MateMask 日本  
The NFT Records ・フォトグラフ
・ファングッズ
なし(通貨のみ) 15% マイページで管理する 日本  
.mura(ドットミューラ) なし ・仮想通貨送金・銀行振込
※1000万円以内:クレジットカード決済(予定)
※100万円以内:PayPal
※送金可能な仮想通貨はビットコインとイーサリアム
不明 不明 日本
・販売条件の詳細が不明
・一般人が気軽に販売できない様子
Adam byGMO ・デジタルアート
・電子書籍
・イーサリアム
・クレジットカード
・銀行振込
5% MetaMask 日本  
ユニマ(Uniqys マーケットプレイス) ・デジタルアート
・電子書籍
・フォトグラフ
日本円 10% TORUS 日本  

海外の音楽NFT取り扱いおすすめマーケットプレイス

OpenSea(オープンシー)

NFTマーケットプレイス(売買取引所)の世界最大手です。
ユーザー数も急速に拡大しており、現在は60万人以上で、NFT出品数は8,000万という情報もみられます。
最近ではバグを悪用するユーザーが現れ、セキュリティ面の問題がニュースとなりセキュリティの強化が急務だと思われます。

URLhttps://opensea.io

Rarible(ラリブル)

2020年にアメリカのRarible社が設立したマーケットプレイスです。
RARIという独自のガバナンストークンを発行していることが特徴です。
ガバナンストークンについては私もまだしっかり解釈できてないのですが、どうやらRaribleは将来的にはユーザー同士ですべての意思決定ができるプラットフォーム「DAO」という組織を目指しているらしく、このトークンを保持していると意思表示をする権利を得られるようです。
ガバナンストークンについてはこちらの解説が参考になります
https://kasobu.com/articles/governance

URLhttps://rarible.com/

国内の音楽NFT取り扱いおすすめマーケットプレイス

Nanakusa(ナナクサ)

株式会社スマートアプリが2021年4月解説した日本発のNFTマーケットプレイスです。
作品を出品するためにはNanakusaの公認になる必要があり、定期的に公募が行われているようです。
ちなみにNanakusaの親会社は、国内口座数トップクラスのSBI証券を傘下に持つSBIホールディングス株式会社です。
大企業の参加ということで将来性が期待されますが、しかし2021年には不正アクセス被害があったため、OpenSeaと同様にセキュリティの強化が急務だと思われます。

URLhttps://nanakusa.io

The NFT Records

株式会社サクラゲートが運営する音楽専門のNFTマーケットプレイスです。
数量限定の音源やアーティストのデジタルグッズを購入することができます。
デジタル音源だけではなく、アート、写真などと組み合わせたセット販売なども行われています。
今後は、アーティストが自らコンテンツ販売が行えるDIY機能も追加予定のようです。
また、二次流通も可能になる予定とのこと。

URLhttps://jp.thenftrecords.com

.mura(ドットミューラ)

2021年9月に開始されたマーケットプレイスです。
ドットミューラで販売されている作品は、デジタル音源とアートワークのセットが基本となっています。
作品を最初に購入した方を「コモンズオーナー」と呼び、販売主から公式サポーターとして認定され、流通によって発生する収益の一部を得ることなどができるようになります。

URLhttps://dot-mura.com

Adam byGMO

2021年12月に正式版が公開されたマーケットプレイスです。
GMOインターネットグループのGMOアダムが運営しています。
GMOインターネットグループは暗号資産事業を行っており、そのノウハウの活用が期待されます。
今後は「認定クリエイター機能」という、審査済のクリエイターがアイテムを作成し出品できるサービスなどを展開予定とのこと。

URLhttps://adam.jp

ユニマ(Uniqys マーケットプレイス)

音楽、動画、アートなどデジタルデータをNFT化し、販売までをワンストップで行えるNFT生成・販売プラットフォームです。
NFTの販売はオークション形式で行われ、決済は日本円のみで可能で、暗号通貨は使用できません。
出品は承認制で、クリエイター申請を行う必要があります。

URLhttps://market.uniqys.net