ざっくりプロフィール
- 2014年発表の「Nobody To Love」という曲が世界的大ヒット
- 「Nobody To Love」はカニエ・ウェストの「BOUND2」をサンプリングされている
- 「リキッドファンク」というソフトなドラムンベースの曲が多くて初心者も聴きやすい
今回は、ドラムンベースの名曲「Nobody To Love」の解説を中心に、生みの親であるユニットSigma(シグマ)を紹介します。
2014年の「Nobody To Love」の世界的大ヒットで知られている2人組で、メンバーはUK出身のCameron Edwards と Joe Lenzieで構成されています。
ドラムンベースというと攻撃的で激しいサウンドなイメージですが、「Nobody To Love」はポップで聴きやすいトラックなのでドラムンベース初心者にもおすすめです。
◆Sigma – Nobody To Love
ドラムンベースのおすすめ曲を探している人や、ドラムンベースに興味があるけど何を聴いたらいいかわからないという人などはぜひ参考にしてみてください。
プロフィール
Sigmaの2人は2006年にリーズ大学在学中に出会い音楽活動を開始しました。
2014年にリリースされたトラック「Nobody To Love」がヒットし、地元UKや、のヨーロッパ諸国やオセアニアでもプラチナディスクを獲得しました。
また、ドラムンベースのトラックでは初となるYouTubeの1億再生を記録し、現在では約2億6000万回まで伸びています。
Kanye West(カニエ・ウェスト)の曲をサンプリング
この「Nobody To Love」はKanye West(カニエ・ウェスト)の「BOUND2」という曲がサンプリングされていることでも有名です。
◆Kanye West – Bound 2
とても変わった雰囲気の曲なのですが、Sigmaの「Nobody To Love」では見事なほどにハッピーな雰囲気にアレンジされてるなと感心します。
Nobody To Loveのジャンルについて
Nobody to loveはドラムンベースの曲ですが、もう少し細かく分けると「リキッドファンク」というジャンルにあたります。
このリキッドファンクはちょっと詳しい定義は難しいのですが、個人的にはソフトなドラムンベースみたいな感じに思ってます。
攻撃的で激しいサウンドなイメージのドラムンベースですが、リキッドファンクはもっとソフトで、メロウだったりハッピーだったり明るい感じなイメージです。
最近の活動
◆Sigma – Dilemma
最近の最近の活動としては、Nelly(ネリー)とKelly Rowland(ケリー・ローランド) のヒット曲「Dilemma」のドラムンベースリミックスを2018年に発表。
◆Sigma, John Newman – High On You
2020年にはJohn Newmanとのコラボ曲「High On You」もリリースしています。これはドラムんじゃなくて四つ打ちですが、最近はこういう曲もやってるんですかね。
◆Sigma ft. Maverick Sabre – Sell My Soul
あと、ジャングルっぽい曲も出してました。けっこう好きです。
おすすめ楽曲
◆Sigma ft Paloma Faith – Changing
ロンドン出身のシンガー・ソングライターPaloma Faithをボーカルに迎えたトラック。
◆Sigma & Rita Ora – Coming Home
こちらもロンドン出身のシンガー・ソングライターRita Oraとのコラボ曲。
◆Sigma ft Doctor – Rudeboy
これもジャングルっぽい感じで個人的にツボなトラック。
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか。
「Nobody To Love」は、ドラムンベースでは名曲中の名曲といえると思います。
僕もこの曲はドラムンベースに興味を持った大きなきっかけでした。
クラブでかかると大盛り上がりでみんな合唱するんですよね笑。
そして、サンプリング「BOUND2」との雰囲気のギャップが大きいことには驚きです。
ドラムンベースの中ではソフトでハッピーな感じのリキッドファンクにアレンジされていて、誰の耳にも聴きやすいサウンドに仕上がっていると思います。
ドラムンベースのおすすめ曲を探している人や、ドラムンベースに興味があるけど何を聴いたらいいかわからないという人は、「Nobody To Love」のようなリキッドファンクを聴いてみてはいかがでしょうか。
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