Tech House(テックハウス)のおすすめアーティスト8選!クラブで人気の注目ジャンル

ジャンル解説

Tech House(テックハウス)とは

今回は、テックハウスとは?をテーマに以下のことについてまとめます↓

  • テックハウスとはどういうジャンルなのか?
  • テックハウスのおすすめアーティスト&楽曲
  • テックハウスのおすすめレーベル

テックハウスとはクラブミュージックのジャンルの一つで、テクノとハウスの要素が融合したような音楽のことです。盛んな国としてドイツ、アメリカ、イギリスなどが挙げられ、902000年代から盛り上がり始めたジャンルです。

最近はBeatport のトップ100を見ても、そのうちの多数がテック・ハウスのトラックに占められていて、日本国内でも東京などを中心に数々のイベントが開催されています。EDMを聴いて育った世代が成長して、ちょっと大人な感じのTech Hoseに流れが向き始めているようにも思います。

Tech Hoseについて専門メディアなどを参照するとハウスのサブジャンルと記載されていることが多かったです。しかし、歴史が長いジャンルでもあり、人やメディアによって定義は様々。常に変化している音楽でもあるので、一言で「こんな音楽です!」と言い切るのは正直難しいです。

しかし、僕は昔からTech Hoseが好きでDJとしても10年以上プレイし続けています。その経験などをもとにフェスやクラブで活躍している旬のDJや、関連のレーベルを紹介次の項目で紹介していきます。

初心者の方はこれを抑えておけば間違いなし!入門編としてぜひチェックしてみてください!

テックハウスのおすすめアーティスト&楽曲

Fisher

オーストラリアの DJ/プロデューサー。2018年にリリースしLosing Itが世界的な大ヒット記録。第61回グラミー賞の最優秀ダンスレコード部門にノミネートもされました。Tech Hoseブームの大きなきっかけを作った人物です。

◆FISHER – Losing It – Live at Coachella 2019 Friday April 12, 2019

FISHER – Losing It – Live at Coachella 2019 Friday April 12, 2019

Camelphat

UK出身のDJ/プロデューサー・デュオ。2018年のEDC JAPANで初来日も果たしています。

2017年に発表したColaが世界的なヒットを記録。こちらもグラミーの最優秀ダンスレコード賞に部門にノミネートされ、Tech Hoseシーンを代表するアーティストとなりました。

◆Fatboy Slim – Right Here, Right Now (CamelPhat Remix)

Fatboy Slim – Right Here, Right Now (CamelPhat Remix)

Mark Knight

UK出身のDJ/プロデューサー。Tech Hoseの超名門レーベルToolroom Recordsを主宰。

デビューは2001年で20年近いキャリアを持つ大ベテランです。Tech Hose界の重鎮的存在です。

◆Mark Knight Feat. The Ragga Twins – Move On

Mark Knight Feat. The Ragga Twins – Move On

Prok & Fitch

UK出身のDJデュオ。名だたる世界的なTech Houseのレーベルからリリースを重ね、数々のアーティストとのコラボも実現している実力派です。

◆Prok & Fitch – Angie

Prok & Fitch – Angie

Green Velvet

アメリカ・シカゴ出身のDJ/プロデューサー。名義は何度か変わっていますが、90年代くらいから長いことシーンにいるような気がします。シカゴハウスやテクノなど幅広いジャンルで活動を続けていて、Tech Hose系の楽曲もかっこいいのが多いです。

◆Chris Lake & Green Velvet – Deceiver

Chris Lake & Green Velvet – Deceiver

PAX

個人的おすすめ枠。UK出身のデュオ。クラブとかSptifyでなんか耳に残って調べたらPAXだったことが3回ありました。

Gorgon CityREALM Recordsなどからも楽曲をリリースしていたり、Fisherからサポートも受けているようです。

◆PAX – Snake

PAX – Snake

Shiba  San

フランス出身のDJ/プロデューサー。最初はヒップホップのプロデューサーだったようです。その後シカゴ・ハウスに目覚めて現在のようなスタイルに。名前にあるSihibaは柴犬の「柴」だという噂も。確かにロゴは柴犬っちゃ柴犬っぽいんですよね。

◆Shiba San – OKAY

Shiba San – OKAY

Eli Brown

UK出身のDJ/プロデューサー。当初はドラムンベースのDJだったようです。現在はTech Hose系を中心に活動中。トライバルな感じのTech House楽曲をいくつか出してるんですが、個人的にそれが好きです。

◆Eli Brown – Sumatra

Eli Brown – Sumatra

レーベル

◆DFTD

UKハウスの老舗名門レーベルDefectedのサブレーベル。Eli BrownShiba Sanなど大物Tech House勢も多数リリースしているレーベルです。


◆Toolroom

名門中の名門!Tech Houseといったらこのレーベルといってもも過言ではないくらい。Mark Knightが主宰するUKのレーベルです。BeatportTech Houseチャート見てても、Toolroomの楽曲が何かしら常に上位ランクインしてるような気がします。

 


◆Sola

UKの二人組「Solardo」が主宰しているレーベル。CamelphatPAXもここからリリースしてる楽曲いくつかあります。太陽みたいなジャケのアートワークも印象的。

まとめ

いかがでしたでしょうか。最後にちょっとだけ。Tech Houseはハウスとテクノの要素が融合した音楽ということは触れましたが、そもそもそれぞれの違いについて解説。

テクノは元々ハウスから派生したものなので大きな目で見れば同じジャンルといえます。そのため似通った部分が多いですが大きな違いを挙げるとすれば、ハウスはテクノと比べて早すぎないBPMをベースに、力強いキックやボーカルが入っていたり、グルーブ感が強かったりと「楽しく踊るため」の曲というイメージが強く、どちらかというと人間味の強いのがハウスと言えます。

テクノはそれに対し、シンセサイザーが強く、肉声のボーカルではなく映画などから拾ったSEを合間に入れるサンプリングが特徴となっていて、ハウスと比べて機械的な要素が強く押し出されています。

さて、そんなわけで人間的なハウスと機械的なテクノの要素を併せ持ったTech House。これからもどんどん進化していく面白いジャンルだと思うので、興味のある方はぜひ追いかけてみてはいかがでしょうか。

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